丘ヤドカリ


金見荘の近くの海岸(金見崎)では

天然記念物である丘ヤドカリを見学する事ができます。

徳之島の梅雨過ぎから7月にかけ

丘ヤドカリの大群が棲家から海へ産卵の為に下りてきます。

数十万匹とも言われる丘ヤドカリは、

一般的に大潮の時に出現するといわれておりますが、

現在は大潮とは限らず、

天候のいい日や丘ヤドカリにとって条件がいい日に出現しているようです。

全国でもめずらしい丘ヤドカリの大群産卵は、

金見荘下の海岸が丘ヤドカリの棲家としての

環境が良く合う為とも言われています。

観光客や地元の方々がよく訪れるこの場所は、

さまざまなメディアにも紹介されています。

徳之島では「丘やどかりを守る会」と言う形で保護にも努めたり、

お客様と貝殻を持っていったり、一緒に探検したりと楽しんでおります。

金見崎の丘ヤドカリの大群産卵、

是非皆様の目でお確かめ下さい。



産卵の為に無数のやどかりが群がり海へ。
金見荘から徒歩1分の場所で撮った写真です。